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新睦人(あたらしむつんど)
作家


1936年東京都生まれ。奈良女子大学名誉教授。京都大学文学博士。日本社会学会終身評議員。日本社会学史学会前会長。専攻は理論社会学、比較社会学、社会調査論。

奈良女子大学社会学部、京都大学文学部比較社会学講座、広島国際学院大学現代社会学部で40年以上教鞭をとり、社会学理論、比較社会論、社会調査法、コミュニティ論、家族論、現代社会論を教える。この間に5年間、奈良女子大学附属中・高等学校長を務める。

日本の大学の社会学入門書ベストセラー『社会学のあゆみ』シリーズを主編。1984年発刊の『情報社会をみる眼』(有斐閣)が各メディアに取り上げられ、当時の郵政省などで情報化関連のシンクタンクに所属、政策の意思決定に参画。

2008年に発刊した『新しい社会学のあゆみ』は、今日もっとも注目される10人の社会学者と理論を選び、現代の社会学の総括的な立場から、ていねいに解説を加えた。それらの理論を、"社会学の大きなあゆみ"のなかに位置づけることで、各々の理論が現代社会の分析に対して何をもたらし、来るべき社会を考察するうえで、どのような貢献をしうるかを理解する、"新しい社会学史"のテキストとして注目された。

現在は、大著『現代社会の理論構造』で提案した現代社会の分析作業をさらに発展させ、グローバリゼーションの激しい変動を解明する著作を執筆中。
今後、グローバリズムの後に到来する人類的な危機に対処するためには、政治学や経済学も含めた"総合的な学問としての社会学"の活性化は必須であり、混迷する現代社会の解明と社会諸問題の解決にヒントを提供しうると考えている。

最近の具体的な論考テーマは「大学教育を頂点とする日本の教育システムの根本的な改革」、「社会の職業構造における制度的疲労」、「近代家族の変容とジェンダー意識の変化」、「現代社会におけるコミュニティの再生と福祉システム」など。



著書
  • 一般書
    『情報社会をみる眼』(有斐閣)1984年
    『現代社会の理論構造』(恒星社厚生閣) 1995年
    『比較文化の地平』(世界思想社)1997年
    「現代社会論の現在」(『社会学評論』2008年)
    「変容する家族論システム」(『現代社会学』2004年&2006年)

  • 社会学の専門書
    『社会学の方法』(有斐閣)2004年
    『社会調査の基礎理論』(川島書店)2005年
    『ヨーロッパ都市の現像』(木鐸社)1975年
    『現代コミュニティ論』(ナカニシヤ書店)1972年
    『社会調査ゼミナール』盛山和夫と共編著(有斐閣)2007年
    『社会システムの考え方』中野秀一郎と共著(有斐閣)1981年
    『新しい社会学のあゆみ』編著(有斐閣)2008年
    『社会調査の理論と技法Ⅰ・Ⅱ』西田春彦と共編 (川島書店)1976年


関連書籍

  新睦人 さんの作品

新しい社会学のあゆみ (有斐閣アルマ)



社会調査ゼミナール



社会学のあゆみ (有斐閣新書 C 52)



一般社会システム論



社会調査の基礎理論―仮説づくりの詳細なガイドライン



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